今考える「スキーの本質」 '07年1月
私がレッスンで伝えていること、
「板のどこに、どのようにして乗るか」
これだけで充分だと思っています。
私の師匠は、
「スキーはスッと立って、トンと乗るんだ!」
と言ってました。
板の真ん中に真っすぐ乗ること、これができればあとは何も要りません。かつてはスキーの本質から外れた余計なことを教えていました。メディアからの情報に流され、間違ったことも教えていました。今にして思うと、とても恥ずかしい。それでも当時は私の精一杯だったのです。
現在の私のスクールでは、レベルに応じてクラスを作りレッスンをしています。レベルの違う方と受講していただくことはありません。しかし実をいうとレッスン内容は、レベルに関係なく同じなのです。どんなに上手なひとでも初心者でも、その内容は変わりません。変わることといえば、生徒さんのレベルよって私が求める正確さが変わってくることくらいでしょうか。
ひたすら「板のどこに、どのようにして乗るか」なのです。
「テクニックや技術を教えてはいけない。それを聞いた生徒さんは上達していないのに、知識を得たというだけで満足して帰っていく。そしてスキー教師も生徒さんが上達していないにもかかわらず、満足してしまう。」
これも、師匠の教えです。
小手先だけのテクニックや技術は教えません。伝えたいのはスキーの本質!
私も少しはスキーの本質に近づいているのでしょうか?いつでも今が、私の精一杯。静かな忍耐を持って、一生成長ですかね。 |